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審査会

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剣道七段審査会(東京)1日目

開催日:
2018年11月27日(火)
会場名:
東京武道館

審査会結果

受審者数 合格者数 合格率 形再受審
720 145 20.1% 4

合格者氏名一覧
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審査員の寸評(実技)

 七段審査会が小春日和となった2日間の中、東京武道館で実施、第6会場を担当させていただきました。今回の合格率は初日20.1%、2日目23.8%でありました。見事合格された方々は日頃の修錬の賜物と思います。お祝い申し上げます。どうぞ更なる研鑚をお願いしたいと存じます。又、残念な結果になった方々は捲土重来を期してご精武してください。

 さて審査の観点は「審査規則の付与基準及び審査実施要領の着眼点」により審査が行われていますので熟読して下さい。特に基本に則した打突後は気を緩めず残心までしっかりとってください。打ち放しはいけません。

 又、高齢の受審者になりますと、手だけで捌き、打ちも手打ちの方が多くなります。手だけで当てて良しとするような稽古ではなく、足腰を使った気剣体一致する打突に心掛けて稽古を是非お勧めします。女性受審者の方もただ待って技を出す傾向が多いです。合格された女性は男性に攻め負けず機会をとらえて打ち切る技を出しておられます。

 総評ですが、普段から上位の先生方にできるだけ数多く稽古をお願いして自己の潜在能力を磨いて、捨て身で打ち切る技が審査で発揮できるように、どうぞ今後とも弛みないご精武をお祈りし寸評と致します。

岩堀 透

審査員の寸評(剣道形)

 近年、高齢者の受審者が非常に多くなり多数の合格者が出ております。これは生涯剣道の範を示されており深く敬意を表します。

 形の内容は、六段とあまり差がなく6年以上の修錬を積まれてきたとは思われない受審者が多数見受けられました。また、高齢者の中には現在統一された形ではなく自己流の形を行っているのが多々ありました。

 剣道形は奥が深く高度なもので高段者になるほどその理が理解できるようになり、さらなる修錬が必要となってきます。小野派一刀流の宗家である笹森順三先生は形の効果について「組太刀(形)に本格的に精進し、理法を追及し原理の修得が出来ていると、年齢七十・八十に達しても壮者を相手に道を楽しむことができる」と。

 七段は各地の一番上の指導者です。剣道を普及させ、正しく伝承していくためには皆さんの力添えが必要です。剣道指導者は修業者でもあります。剣道形を示範し、説明できるように修錬していただきたい。それには全剣連で出している『日本剣道形解説書』及び『講習会資料』の剣道形を熟読するとともに形に精通した人の指導を受けることが大切です。

 指導者として、また修業者として活躍されますよう祈念いたします。

太田 忠徳

*この記事は、月刊「剣窓」2019年1月号の記事を再掲載しています。

行事概要

行事名
剣道七段審査会(東京)1日目
開催日
2018年11月27日(火)
会場名
東京武道館
〒120-0005 東京都足立区綾瀬3-20-1
東京メトロ千代田線「綾瀬駅」下車 徒歩5分
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