公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

審査会

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居合道七段審査会(東京)

開催日:
2018年11月17日(土)
会場名:
江戸川区スポーツセンター

審査会結果

受審者数 合格者数 合格率
128 29 22.7%

合格者氏名一覧
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審査員の寸評

 11月17日(土)、東京都江戸川区スポーツセンターに於いて七段受審者131名、六段受審者244名による標記審査会が行われました。

 審査に先立つ審査員研修会では、小倉昇委員長より「厳正・公正」は基より、技術のみではなく各段位に相応しい修業、風格を見極める事などの箴言があり、審査員全員が共通認識のもと審査に臨みました。

 審査に於ける指定技は、六段、七段共通で、「一本目・前」「四本目・柄当て」「六本目・諸手突き」「七本目・三方切り」「九本目・添え手突き」「十本目・四方切り」の6本でした。

 受審者はこの日に照準を合わせ稽古に励んで来られ、全力で演武された事と思いますが、残念ながら不合格となった方々の演武について気付いた点を記させて頂きます。

「入退場・礼法」

 入場時に覇気が感じられなく礼法は心が入らずなおざりの感がある。

「一本目前」

 振冠るとき耳に沿っていない。各技共通で全体的に血振りの刃筋が正確でなく剣先が高い。

「四本目柄当て」

 後ろの敵を突いた時水月より低い。右足膝が前後左右に大きく動く。

「六本目諸手突き」

 抜き打ちが切るのではなく叩いている。手元が先に降りているので物打ちを其処に置いている。後ろ足が撞木足になっている。受け流しに振冠っていない。

「七本目三方切」

 右の敵を切るとき体が正面に向いたまま右を切っている。左の敵、前の敵を切るとき後ろ足先が前を向いていない。

「九本目添えて突き」

 袈裟切の刃筋が正しくない。突いた時左手指が刃の下から見える。

「十本目四方切り」

 右前の敵に対する柄打ちが高くて拳が打てていない。左後ろの敵に対する突きが四本目と同様に低く水月が突けていない。

 以上の事柄が多くの方々に散見されました。其の為今回の合格率の低下に繋がったと思います。一層の研鑽を望む次第です。

 全剣連居合の解説書には、「審判・審査上の着眼点」として全部で40項目が記されています。

 また、「補足」として入退場、礼法、刀の持ち方、等々居合演武に必要な事柄が事細やかに記されています。其れと、各技の解説には(注)という項目が記されています。

 この「着眼点」、「補足」、「各技の(注)」の項目を熟読し目的意識を持って研鑽して頂き、具現化して次回の捲土重来を期待して寸評とさせて頂きます。

横田 清隆

*この記事は、月刊「剣窓」2019年1月号の記事を再掲載しています。

行事概要

行事名
居合道七段審査会(東京)
開催日
2018年11月17日(土)
会場名
江戸川区スポーツセンター
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西4-2-20
東京メトロ東西線 西葛西駅下車 徒歩6分JR新小岩駅南口から都バス「小島経由・西葛西行き」西葛西駅下車 徒歩6分
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