公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

審査会

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居合道六段審査会(東京)

開催日:
2017年11月18日(土)
会場名:
江戸川区スポーツセンター
受審者数 合格者数 合格率
245 55 22.4%

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審査員の寸評

 11月18日(土)、標記審査会が東京都江戸川区スポーツセンターにおいて行われました。当日は七段受審者131名・六段受審者245名でした。昨年より少し減少が見られました。

 審査に先立って審査員研修会が行われ、小倉 昇審査委員長より、「厳正・公正かつ適切に審査を行うように」とのお話がありました。審査は全剣連居合が三本、古流が二本の計五本で行われました。

 今回の指定技は、七段が「三本目受け流し」「九本目添え手突き」「十一本目総切り」、六段が「四本目柄当て」「六本目諸手突き」「十本目四方切り」でした。

 受審者の皆様は日々稽古を積んでこられた成果を充分発揮されたと思いますが、少し不十分な所がありました。各技で気付いた点を記させて頂きます。

 「受け流し」では、「胸元近く頭上前方に抜き上げる」が胸元近くになっていない方がおりました。「添え手突き」は、添え手突きの構えから敵の腹部を突く時、上から下に押さえるような突き方をされた方もありましたので、水平に突き出すようにすると良いと思いました。「総切り」も、刃筋正しく決められた所を切っていない方もおられました。

 「柄当て」は、前の敵の水月より高い方、また後ろの敵の水月を突いた時に左手の臍前での絞り込み不十分なため、剣先が不安定な方等。「諸手突き」は、右斜め面から顎まで抜き打ちした後、中段から水月を突く時、剣先が水月より低い方がおりました。前後の敵を切る時は、振り向き、向き直りの間の取り方も注意されると良いと思います。「四方切り」は、左前の敵の右こぶしを柄の平で打った位置が、少し高い方が見られましたし、一重身になってからの敵の水月への突き刺しも、不安定さが見られました。

 全剣連居合は正確である事が第一と思います。正確にできるようになったら、小倉委員長が常々言われる「技に命を吹き込む」様な稽古をされると良いと思います。一つの技を一呼吸で行うのが望ましいと教わっていますし、また技に呼吸を合わせるようにとも教わっております。このような事を心掛け稽古をすれば、よく出てくる「間を置くことなく」という課題も解決できると思います。

 まずは『全日本剣道連盟居合(解説)』を熟読し、武道としての合理的な居合を目指した稽古をお願いしたいと思います。それが合格への道だと信じます。

小笠原 正幸

*この記事は、月刊「剣窓」2018年1月号の記事を再掲載しています。

行事概要

行事名
居合道六段審査会(東京)
開催日
2017年11月18日(土)
会場名
江戸川区スポーツセンター
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西4-2-20
東京メトロ東西線 西葛西駅下車 徒歩6分JR新小岩駅南口から都バス「小島経由・西葛西行き」西葛西駅下車 徒歩6分
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