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大会のみどころ
- 行事名:
- 第17回 全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会
- 開催日:
- 2025年07月13日(日)
- 会場名:
- 日本武道館

7人制導入4年目、各都道府県の戦力充実に期待!
全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会が7月13日(日)、今年も日本武道館で開催される。17回目となる今大会は、選手構成が男子同様7人制となり4年目を迎える。
過去3大会を振り返ると、30歳代がもう1名追加され、さらに50歳以上が加わったことで、以前に増して各都道府県における女性剣道の総合力が問われる大会となった。
チーム構成を見据えた強化が全国的に定着しつつある中、一層充実した戦力での参戦が予測され、序盤戦から接戦による好勝負を期待するところである。近年の実績、選手構成から各ブロック別に注目をしたい。
第1ブロック
昨年優勝の東京が君臨。佐藤・近藤を筆頭に今年も充実した戦力で連覇を狙う。
本年度、国民スポーツ大会開催県の滋賀は稽古十分、昨年の国スポ優勝の佐賀も充実布陣、見応えある試合となろう。
第2ブロック
最下段の京都は昨年3位、22年度優勝と近年好調。
一昨年2位で各年代の選手層が厚い大阪には学生選手権を三度制した水川が五将に加入。バランスの取れたチーム編成で臨む愛知も侮れない。実力は伯仲、好勝負を期待する。
第3ブロック
高校・大学トップ層が前衛を担う福岡、諸岡・高橋と2名の全日本選手権者を中盤に配する神奈川、小津野・稲垣ら後衛陣が頼もしい岡山が有力。先行逃げ切りか、或いは大逆転か。激戦は必至、目が離せない。
第4ブロック
直近2年いずれもファイナルに駒を進めている埼玉が最有力、小川・志藤の実業団選手がチームを牽引する。また、近年活躍が目覚ましい渡邊、緒方の各世代トップ選手を軸に戦う熊本にも注目する。
最後に、本大会をはじめ東西対抗の選手枠拡大、昨年末の七段戦開催と、生涯剣道に向けた変革が進む女性剣道は、近年出場する選手の実技レベルともに「見る」面白さも右肩上がり。今大会の盛会を願う。
*写真は前年度(第16回大会)の写真です。