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大会のみどころ
- 行事名:
- 第73回 全日本剣道選手権大会
- 開催日:
- 2025年11月03日(月)
- 会場名:
- 日本武道館

竹ノ内、連覇なるか
紅葉も見ごろを迎え華やかな錦の秋、いよいよ本年度の剣道日本一を競う大会が間近となった。日本武道館での男女同時開催は昨年に続き2回目となる。
出場選手の内訳は警察官49名、教員6名、会社員4名、刑務官3名、公務員1名、学生1名である。段位別では七段5名、六段21名、五段27名、四段10名、三段1名。平均年齢29.4歳。初出場が24名となった。
今大会には、2027年東京で開催される第20回世界剣道選手権大会強化候補選手13名が出場する。実力者が揃った本大会は混戦必至、目が離せない。
さて第1ブロックは、昨年の覇者、竹ノ内(東京)の2年連続3度目の優勝への挑戦が始まる。心身共に充実した32歳の戦いに注目が集まる。対するは過去に優勝経験のある國友(福岡)。その國友と初戦で対戦するは、実力派の千田(宮城)、序盤からの好カード。また、今大会第1試合の黒川(神奈川)と近本(愛知)の試合も目が離せない。
第2ブロックは、一昨年優勝の棗田(広島)。昨年も3位入賞を果たし、全日本剣道選手権大会では無類の強さを発揮する。対するは、過去に優勝経験のある村上(愛媛)が2回目の優勝を目指す。また、若手で勢いのある清家(大阪)、鈴木(千葉)の試合にも注目したい。
第3ブロックは、本年の教職員大会個人優勝者で過去に全日本剣道選手権大会優勝を含めた4度の入賞経験がある松﨑(茨城)。正攻法な剣風で2回目の優勝を目指す。対するは、激戦区の大阪から出場する木村(大阪)、実業団所属で東京都予選を勝ち抜いた阿比留(東京)。共に積極的な試合展開を持ち味としており、今大会でも活躍が期待される。
第4ブロックは、優勝候補最右翼の一人の星子(東京)、本年の全国警察剣道選手権大会でも優勝しており、安定感は抜群。2回目の優勝を目指す。対するは、過去に3度の優勝経験のある西村(熊本)、上段の実力者の野村(神奈川)、昨年度準優勝の合屋(京都)、ベテラン勢の熟練の技に注目が集まる。また、初出場の池田(福岡)にも期待がかかる。
本大会は、第1試合目から好カードの試合が組まれており、序盤戦から目が離せない。優勝経験者が7名出場する中、新チャンピオンの誕生はなるか。天皇賜杯の行方は?
*写真は第72回大会のものです。
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