女子委員会
第5回 都道府県剣道連盟の女子代表者による
全国リモート連絡会議
令和8年2月9日(月)14時から、全日本剣道連盟真砂威会長、藤原崇郎副会長、中谷行道副会長兼専務理事、蒔田実副会長、佐藤厚子女子委員会委員長以下女子委員と都道府県代表者によるリモート会議が開催された。
会議冒頭において、真砂会長から「剣道界における女性の役割は今や、盛衰を左右する存在となっているので、それぞれが情報を共有するとともに、連携を図り、活動をしていただきたい」との挨拶がなされた。続いて佐藤委員長から「現在46都道府県において女子委員会が設置され、女性の活動において大変理解を頂いている」との謝意が示され、「本年度の幼少年女子指導講習会も滞りなく開催できた」と報告された。
全体会では、まず本年度開催された3回の後援講習会(幼少年女子)(長崎県、北海道、岐阜県で開催)について、女子委員会の飯田通子委員、荒川富美恵委員、山田博子委員がそれぞれ報告した。北海道開催(11/9)で、本年度の全日本剣道選手権大会優勝者の星子選手が来場したこともあり、憧れの選手を目の当たりに大いに盛り上がったことが特記事項として挙げられた。
次に2名の招聘講師からの講演があった。第1演題は、福島県在住でアメリカ滞在経験の長かった恵美・アンダーソン氏によるもので、「海外での剣道実態」というタイトルで、米国に剣道を広めた森寅男先生の紹介などアメリカ剣道史に関する内容や、日本語学校、ナーシングホーム(高齢者向け住宅)、教会等での剣道普及活動やイベントに関すること、さらには、全米女子講習会の様子、大学等で剣道部が創立され対抗戦も行われている様相などが発表された。多くの写真を提示しながらの発表の中で、子供達の稽古場所は堅い床が多いため踵サポーターは欠かせない様子も示された。「剣道は『静と動』の違いが醍醐味の一つでもある」、「子供はちょこちょこ動き回るものだけど、きちんと正座をして礼儀作法を学ぶことで“静止”することが出来るようになる」、「日本人は民度が高い」というコメントがアメリカの方々から寄せられたことも発表され、印象的であった。
朝日学園(毎週土曜日の授業)日本語学校でのデモンストレーション
カトリック教会でのクリスマスイベント
第2演題は、愛媛県女子委員長の三木千恵美氏による「女子委員会中心の剣道普及活動について」というタイトルでの発表であった。愛媛県女子剣道普及講習会は平成31年から開催されており昨年の講習内容は部門別に分かれて審判法について学び、父兄も交えた初心者に対しても有効打突の要件について説明し剣道試合に対する理解を深めた。全ての講師には県内の五段以上の女性が指導にあたり、委員会内だけでなく次世代の女性指導者の育成のためにも、準備段階から吟味したとのことであった。2つの発表に対する質疑応答では活発な意見交換がなされた。
最後に、佐藤女子委員会委員長及び中谷副会長兼専務理事より、令和8年度後援講習会(幼少年女子)についての開催説明と募集がアナウンスされた。
閉会にあたり、藤原副会長より挨拶がなされ、盛会のうちに会議が終了した。今回は分科会を行わず全体での会議となり予定の2時間を超えるほどの熱気のある意思疎通の高い会議となった。







