2020年12月より開始された「剣道におけるCOVID-19報告フォーム」によるオンライン報告につき、2023年10月末現在の概要と考察をご報告いたします。

概要

• 2023年８月から10月までの新型コロナ感染症報告システムへの報告は、報告件数８件、感染者数18例であり、全例が軽症でした。
• 年代別にみると、10代８例、30代１例、60代２例、70才以上２例、不明５例でした。
• ２名以上の感染者が報告されたものは３件でした。
• また、報告者により、剣道の実践と関連性のある感染であると判断をされている報告は０件、合宿に伴う共同生活が原因とされた報告が１件、移動中の感染と判断された報告が１件でした。

考察

• 新型コロナウイルス感染症の報告数は８、９月には５-７月と同等の件数が報告されたものの、10月には０件となっています。
• 報告例はすべて軽症例であり、基礎疾患のある60代で咳が長引いた以外に後遺症は報告されていません。
• シールドあるいは面マスクを着用している方が多く、マスク・シールドや換気等の感染対策が有効であると考えられます。

ご協力のお願い

　全剣連では引き続き新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視してまいります。新型コロナウイルス感染がございましたら、引き続き以下のフォームへの報告にご協力いただきますようお願い申し上げます。
[全剣連] 剣道におけるCOVID-19報告フォーム

【2020年12月以降の月別件数】