公益財団法人 全日本剣道連盟 All Japan Kendo Federation

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剣道における新型コロナウイルス感染症への取り組み 中間報告(2022年4月)

 2020年12月より開始された「剣道におけるCOVID-19報告フォーム」によるオンライン報告につき、2022年4月末現在の概要と考察をご報告いたします。
今後は、感染報告が多い間は5月も含めて毎月とし、収束傾向にあるときは間隔をあけて2~3カ月毎)に対応する考えです。

【2020年12月以降の月別件数】

年・月 報告件数 複数発症
報告件数
軽  症 中 等 症 重  症 不  明 報告人数
合  計
2020年12月 2 0 1 0 0 1 2
2021年01月 2 1 2 0 0 0 2
2021年02月 3 2 14 0 0 0 14
2021年03月 2 1 2 0 0 0 2
2021年04月 1 0 1 0 0 0 1
2021年05月 1 0 0 1 0 0 1
2021年06月 0 0 0 0 0 0 2
2021年07月 3 2 13 0 0 0 13
2021年08月 20 7 89 1 0 3 93
2021年09月 16 7 71 1 0 1 73
2021年10月 0 0 0 0 0 0 0
2021年11月 0 0 0 0 0 0 0
2021年12月 1 0 1 0 0 0 1
2022年01月 34 19 140 1 0 6 147
2022年02月 25 13 83 1 0 11 95
2022年03月 23 9 48 1 0 10 59
2022年04月 42 24 124 1 0 14 139
合 計 175 85 589 7 0 46 642

概要

  • これまでの新型コロナ感染症報告システムへの報告は、報告件数175件、感染者数642例でした。
  • 重症度の内訳は、軽症589例(92%)、中等症7例(1%)、重症0例、不明46例(7%)でした。
  • そのうち2名以上の感染者が報告されたものは85件(49%)でした。
  • 発症前後1週間の稽古でのさらなる発症がないか調べたところ、新たな発症例は少なかったことがわかりました。
  • 年齢別にみると、10代以下は18例、10代222例、20代44例、30代50例、40代23例、50代25例、60代20例、70才以上5例、不明235例でした。10代の感染が多く見られ、オミクロン株の特性を反映しているものと考えられました。
  • 報告は2022年1月より急増して、現在まで横ばい傾向が続いています。
  • 感染対策の実施状況は下記の通りであり、対策が十分でない例も散見されました。
感染対策
レ ベ ル
3密回避
対  策
通  風
換  気
手指消毒
1 1 2
3 5 3
19 13 10
29 23 25
120 130 132

※報告者による、1:対策なし~5:十分な対策ありまでの5段階評価

考察

  • 新型コロナウイルス感染症報告システムへの報告は、2022年に入ってから急増傾向にあり、横ばい状態が続いています。ただし、実際の感染者数は不明です。
  • これまで剣道の稽古が発症の機会と報告しているものは少なく、解析結果でも確認されています。
  • ただし、複数例の発症があり、剣道に関係する(機会である)会食、共同生活(合宿や寮を含む)、更衣室などにおいて、多くの発症例が見られることから、さらなる配慮が必要です。
  • 重症度別にみると、ほとんどの症例は軽症で、死亡者はゼロでした。
  • 年代別にみると、10代の報告が多い傾向がありました。感染そのものが稽古で起きている可能性は不明ですが、今後、部活動およびそれに関連する合宿・遠征時などにおいては特に配慮が必要です。
  • 感染対策は概ね取られていましたが、さらなる三密への配慮、換気・通気への配慮(送風機、CO2モニターなどを用いる)、などが強く奨励されます。

ご協力の御願い

 なお、剣道をされる方で新型コロナウイルス感染がございましたら、どのような要因でも以下のフォームにご報告いただきますようお願い申し上げます。
[全剣連] 剣道におけるCOVID-19報告フォーム

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