
審査会
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杖道七段審査会(東京)
- 開催日:
- 2026年01月23日(金)
- 会場名:
- 江戸川区スポーツセンター
審査会結果
審査員の寸評(実技)
令和8年1月23日(金)、今季最強最長寒波の中、江戸川区スポーツセンターにおいて杖道七・六段審査会が開催されました。指定技は、七段が七本目(霞)から十二本目(乱合)、六段が六本目(物見)から十一本目(乱留)で、2会場にて高齢者から執り行われました。審査の結果、七段11名(受審者52名)、六段18名(受審者103名)の方々が合格されました。日頃の修錬が実を結び見事ご昇段された皆様、誠におめでとうございます。また、惜しくも届かなかった皆様も今回の経験を糧に一層稽古に励まれ、次回合格されることを期待しております。
七、六段審査は『全日本剣道連盟杖道(解説)』に則すことに加え、深い「理合」、堂々たる「風格」・「品位」、かつ、気魄溢れる技が求められます。杖道は形武道であり修業の中で理合を追求し、品位・風格を醸し出さねばなりません。入場から退場までを一つの技と捉え、隙のない所作を貫くことが大切です。
気剣(杖)体の一致は打突時のみでなく、剣(杖)を携えた時から心すべきものです。指定された六本を一連の流れとして緩急強弱をつけ、気を抜くことなく行じてください。また、開始線に戻る際も残心の心構えで、後ろ姿にも勢いを保ってください。
今回の審査で散見されたことを列記させていただきます。
①上半身の力みが円滑な杖(剣)操作と体の運用を妨げ、下半身を効果的に使えていない。
②やや半身、真半身の切り換えが曖昧で、上半身と下半身が一致していない。
③杖の操作において、体勢を崩している。
④逆手打で前の手が不十分なため、体の力が有効に伝わらず手打ちになっている。
⑤杖の操作で手幅が定まらない。
⑥正しい剣の構えが出来ていない。
⑦定められた部位を正しく切っていない。
杖道七、六段にふさわしい品位・風格は一朝一夕で身につくものではありません。日々「形」稽古の中で、気剣(杖)体の一致の技を求めご精進されることを願っております。
三浦 康典
*この記事は、月刊「剣窓」2026年3月号の記事を再掲載しています。
行事概要
- 行事名
- 杖道七段審査会(東京)
- 開催日
- 2026年01月23日(金)
- 会場名
-
江戸川区スポーツセンター
〒134-0088 東京都江戸川区西葛西4-2-20
東京メトロ東西線-西葛西駅下車、徒歩6分/JR新小岩駅南口から都バス「小島経由・西葛西行き」西葛西駅下車、徒歩6分



